ファミコン版は1986年4月25日にコナミより発売のシューティング。
もはや説明も不要であるくらいに有名なゲーム。もともとはアーケードが原作ですが、ここではファミコン版のご紹介。
アーケード版との違い
違いを挙げればキリがありませんが、一番イタイ変更点は、
『オプションが2つしかない』
そして、その次にイタイ変更点は、
『レーザー短すぎ』
この2点は非常に残念な仕様でした。自機をトレースし、自機と同等の攻撃力を有する、決して壊れる事のないオプション、そして自機とオプションから放たれるどこまで伸びていくか分からないくらい長いレーザービームは、初めて見る人間の心を一瞬にして奪います。しかしそれはファミコン版には無かった(泣)。
グラディウスの何がスゴいのか?
最大のインパクトはやはり、上記の通りで
『オプション&レーザー』
なのですが、それ以外にも画期的と思える仕様がありました。今までのシューティングとは違い、パワーアップカプセルにより、自分がパワーアップしたい能力とタイミングを任意で決定できる、これはなんとも斬新です。
そしてもう一つ、ステージ構成も当時としては画期的でした。他のシューティングはといえば、敵の配置が微妙に変わったりしてるだけのステージを何べんも繰り返さねばならず、30分もやれば満腹になるのですが、グラディウスはと言うと、ステージ毎にガラッと雰囲気が変わり、プレイヤーを飽きさせません。うっかりミスしてゲームオーバーになってしまっても、『次はどんなステージが待っているのか?』という期待で他の人のプレイもワクワクしながら見ることが出来たものです。1面は火山ステージ、2面は浮遊要塞ステージ、3面のモアイステージは難しくてまだクリアできないけど、頑張って4面行くぞ!こんなゲームに対するモチベーションを維持させるようなステージ構成というのは当時は非常に斬新だったんです。
ファミコン版で『オプション&レーザー』のインパクトは薄くても、こんな魅力はアーケード版からしっかり受け継がれており、総じてグラディウスというゲームの魅力を伝える事は十二分にできていると言えます。
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