2008年8月29日金曜日

スーパースターフォース

スーパースターフォース

YouTubeより。最終面です。


1986年11月11日にテクモより発売されたファミコンのシューティング。

ンターネット上では『BGMは良いが所詮はク●ゲ』との残念な評判が多いようですが、もし『ファミコンで一番面白いゲームを一つだけ挙げろ』と言われたら、私は迷わずにこのゲームの名前を叫ぶでしょう。大好きです。
神ゲーです。今でもたまに遊んでます。

のゲームは大きく二つのパートに分かれており…
自機『ネオ・ファイナルスター』を操縦して敵機を撃ち落すシューティングのパート、
そして地下遺跡に着陸して『時の秘石』を探し求めるロールプレイングのパート。
この『地下遺跡』の入り口を開けるために、一生懸命未来と過去を行ったり来たりしなければなりません。

ーム全体を通しての世界観が非常に秀逸。このゲームはどのステージにも年号が与えられています(一番最初のステージは時空暦2010年、7面は時空暦0001年)。このゲームで次のステージに進むという事は、過去へさかのぼる(タイムワープする)という事。
そしてこのゲームは『次のステージに進んだからクリアー!』とはなりません。次のステージに進んだら(過去へタイムワープしたら)、未来(つまり前のステージ)の歴史を書き換えるような事をして、また前のステージに戻らなければ(未来にタイムワープしなければ)ならない。地下遺跡の入り口を開けるために。

葉で説明すると非常に分かりづらいのですが、具体的にはこんな感じです。
2面(時空暦1608年)の地下遺跡の入り口には、巨大な怪獣(ガニム)が巣食っており、かつて栄えた古代文明国家『シャンブール』の遺跡は跡形もない。そこで3面(時空暦1301年)へ行き、巨大な怪獣ガニムの卵を破壊して2面(時空暦1608年)へ戻ると、当然ガニムがいるハズもなく、『シャンブール』地下遺跡への入り口が開いている。そこへ着陸し、『時の秘石』を求めて探査を始める…

の『自分の行動でスーパースターフォースという世界の歴史が目まぐるしいくらいにドンドン変わっていく』感じがたまらなく好きでした。

たBGMも非常に秀逸で、6,7面のBGMが大変評判が良いのですが、その他にも、3,4,5面で流れるBGM、4~7面の地下遺跡のBGMも素晴らしい名曲です。BGM自体にもストーリー性を持たせてあり、非常にSSFの世界観とマッチングしています(もちろんSSFと切り離して聴いても素晴らしい曲です)。

のようなバックアップもなく、謎解きは攻略本がないと不可能に近いくらいに難しく、3~4時間の通しプレイが必要なため、完全クリアできたという人はかなり少ないようです。ここら辺が『ク●ゲ』の評価につながっているのかも知れませんが、名画『スター・ウォーズ』とか『バック・トゥ・ザ・フューチャー』等が好きな方にはたまらないゲームのハズです。

在なら、インターネットで攻略要素はいくらでも確認できますので、SF映画・SF小説もシューティングゲームも大好きという方にはぜひ遊んで頂きたいゲームです。名作です。

後に。このゲームは普通に進めてしまうと『真のエンディング』へは到達できません。そこでヒント…時の秘石を7個全部集めても、まっすぐに最終面へ行ってはいけません。5面の地下遺跡に、不思議な部屋がありませんでしたか?運河が十字型に走り、真ん中にカブトガニの様なオブジェが置かれている部屋が…。最終面の地下は、いるだけでタイムがドンドン減っていく迷路部屋。十分にタイム(スコアの事)を稼いでから最終面に臨んで下さい。 この頃のゲームで、2つのエンディングが用意されているのも珍しい仕様でした。

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